2009年05月20日


author : 浅夏
時が漏れ出てゆくだけのこの部屋の中で、
自分の力の底をみるのが恐ろしくて
なにも出来ずに待っている。
| - |18:57 | comment(0) | trackBack(1)

軌跡


2008年06月21日


author : 浅夏
がむしゃらに走り続けた僕らの三年間が終わりを告げた。
後悔も未練も心残りも決してない訳じゃない。
ない訳じゃないけれど……終わったんだ。

思えば君と恋したことからすべてが始まった気がする。
今の君にとって僕はただの鬱陶しい男に過ぎないだろうけれど、
君が心から僕を愛してくれていたほんの少しの間、
僕は間違いなく幸せで、君のすべてを愛していました。
君の温もりを忘れても、
君の声が分からなくなっても、君の顔を思い出せなくなっても、
この気持ちだけはいつまでも心の片隅に居座り続けるのでしょう。

君の寂しさを分かったフリして、勝手にひとりで強がって、
ワガママな僕には当然の報いかもしれないね。
本当にゴメン。だけど、ありがとう。
そして、さようなら。



先輩方には出来の悪い後輩で最後まで迷惑をかけてしまったけれど、
そのお蔭で僕は今までの何倍も強くなれました。
感謝の言葉以外にかける言葉がみつかりません。

後輩にとって僕らは全然良い手本にはなれませんでしたが、
あなたたちがあとを引き継いでくれるのなら、
僕らには何の心配もありません。
いつか終わりがくるその時まで、懸命に走り続けてください。



いつも頑張っていたアイツの夏はもう少しだけ続く。
冬の部室で語った夢を自分のモノにしたアイツはカッコ良くて、
嫉妬したいくらい羨ましいけれど、やっぱりおめでとう。
お前だけは間違いのない道を歩んで、後悔なんて残して欲しくないよ……
| - |11:01 | comment(0) | trackBack(0)

逸る心 映える雪


2008年01月19日


author : 浅夏
踏み固められた雪の上では
君の足跡さえ見つけられなかった愚かな僕へ。


才悩人応援歌 / BUMP OF CHICKEN
作詞/作曲: Motoo Fujiwara


得意な事があった事 今じゃもう忘れてるのは
それを自分より 得意な誰かが居たから

ずっと前から解ってた 自分のための世界じゃない
問題無いでしょう 一人くらい 寝てたって

生活は平凡です 平凡でも困難です
星の隅で 継続中です
声援なんて皆無です 脚光なんて尚更です
期待される様な命じゃない

唇から 零れ落ちた ラララ
ほんの少しだけ 大気を揺らした ラララ
とても 小さな声 唯一人が聴いた唄 ラララ

大切な夢があったこと 今じゃもう忘れたいのは
それを本当に叶えても 金にならないから

痛いって程解ってた 自分のためのあなたじゃない
問題無いでしょう 一人くらい 消えたって

ファンだったミュージシャン 新譜 暇潰し
売れてからは もうどうでもいい
はいはい全部綺麗事 こんなの信じてたなんて
死にたくなるよ なるだけだけど

その喉から 溢れ出した ラララ
ほんの少しだけ 温度を上げた ラララ
とても 短い距離 その耳まで泳ぐ唄 ラララ

隣人は立派 将来有望 才能人
そんな奴がさぁ 頑張れってさぁ
怠けて見えたかい そう聞いたら頷くかい
死にたくなるよ 生きていたいよ

世界のための自分じゃない 誰かのための自分じゃない
得意な事があった事 大切な夢があった事

僕らは皆解ってた 自分のために歌われた唄など無い
問題無いでしょう

唇から 零れ落ちた ラララ
その喉から 溢れ出した ラララ
とても 愛しい距離 その耳だけ目指す唄 ラララ

僕が歌う 僕のための ラララ
君が歌う 君のための ラララ
いつか 大きな声 唯一人のための唄 ラララ
| - |21:25 | comment(0) | trackBack(0)

ため息は穢れを祓う為に


2007年12月10日


author : 浅夏
もう、イヤだ。
"何が?"なんて訊かれたって答えられやしない。
そんな問い掛けなんて求めてないから。

なんだか近頃、頭が重くて気分が晴れない。

人と話しているときの僕は笑っている。
楽しくない訳じゃない。だけど満たされない。
静寂が怖い。

自分を客観視することを覚えてからは、
想像が暴走することなんて半端な数じゃない。
本心でも深層心理でもなんでもなくて、ただの空想、造られたイメージ。
その中で非道を行う僕は嫌悪の対象以外の何者でもない。
ただ自分をイカれた奴に見立てただけの妄想。
初めは色々なヒトの気持ちを感じ取れたらと思っていただけなのに、
汚染されてる。

気持ちも意志も感情も心も精神も全部みんな分からない。
ただ繰り返される生活に押し潰されそうだ。

とにかく充分な睡眠を摂りさえすれば、
少しはマシな思考ができるようになるのだろうか。
| - |22:26 | comment(0) | trackBack(0)

刹那の輝き


2007年11月15日


author : 浅夏
旅立つ日 / JULEPS
作詞: 秋元 康 / 作曲:井上 ヨシマサ

ある朝 目覚めたら 神が待ってた
命に終わりが来ると そっと知らされた
どうして 僕だけが 旅立つのか?
運命のさざ波に 声は届かない

一番近くの 大事な人よ
しあわせだったか? それが気がかり

もしも僕がいなくなったら
最初の夜だけ 泣いてくれ
君と僕が過ごした歳月を
思い出しながら 見送って…

いつかは 誰もみな 迎えが来ると
わかっていたはずなのに 他人事のようで…
夕陽がいつもより 美しくて
知らぬ間に溢れ出す 感謝の気持ち

今まで一緒に 歩いた人よ
残していくこと 許して欲しい

君と会えてしあわせだった
朝の空見上げ 微笑んで
僕はきっと日差しになって
見守っているよ 君のこと…

もしも僕がいなくなったら
最初の夜だけ 泣いてくれ
君と僕が過ごした歳月を
思い出しながら 見送って…
| - |22:33 | comment(0) | trackBack(0)

借り物の言葉で君に捧ぐ


2007年11月13日


author : 浅夏

あなたのために、たとえ世界を失うことがあっても、
世界のためにあなたを失いたくない。
(G.G.バイロン)


"自己犠牲"はキライだといつだか嘯いていた。
受け止められない優しさは人を傷つける、と。
切っ先を隠しているだけで本当は君への想いを抱きしめてるくせに。
突き返されるのが怖くてそっぽを向いていた。

利益や損得に計算、そんな勘定を全部取っ払った先にある
押しつけがましくないひたむきな優しさ。
なんとなくでも、そんな風に生きてゆけたら……。


モノローグ / TRIPLANE
作詞/作曲: 江畑 兵衛

窓際で 眠たげにぶら下がって
風に揺れている 洗い立てのTシャツ
夕べ君と揉めてた袖の染みが
きれいに消えてて さりげないシグナル

思いやりなんて忘れてた僕に
それと無く気付かせる
控え目で優しい君へ

 飾らない歌を今届けたいよ
 ちょっと照れ臭い本音のモノローグを
 伝えようなんてそんな大それてない
 ただ聴いてよ
 言葉にならないこのメロディーを


揺れる草花 じゃれ合ってる鳥達
少し癒されて 思わず「ありがとう」
似合わない言葉に 君が小さく笑えば
優しさ溢れる 穏やかなハーモニー

普段は飲み込む 何気ない言葉
本当は大事だと気付かせてくれた君へ

 色褪せない歌を今届けたいよ
 もう揺るがない 心のモノローグを
 伝えようなんてそんな大それてない
 ただ聴いてよ
 言葉より確かなこのメロディーを


 飾らない歌を今届けたいよ
 ちょっと照れ臭い本音のモノローグを
 伝えようなんてそんな大それてない
 そっと聴いてよ
 言葉より確かな響きを

 ただ愛しくて 愛しくて

 一番大切な君へ
| - |21:34 | comment(0) | trackBack(0)

しあわせの覚悟


2007年09月28日


author : 浅夏
僕らのチームはとにかく経験不足で、
1走目以外はガチガチに緊張して、1走目はと言うと"腹が痛い"
というような状態。
それでも、やるしかない。

1走目、2走目そして3走目へと次第に開いていく差をみつめながら
僕の中を絶望と開き直りにも似た高揚感が満たしていく。
頭の中で理屈をこねるのは本当に簡単で、要は……

"僕が抜けば勝てる"

と、いつものように自分を奮い立たせて全力で走り抜く。
相手の顔は知らない。視界に映るのは背中だけ。
ゴールの向こうは屈辱の海。潮が目に滲みて涙が出る。
悔しさだけが溶け出さずに胸に残留し続ける。
蓄積されていくだけで雪辱を知らないこの想いを
次は必ず晴らすと堅く契って。


この競技場の景色をみれば誰だって僕らの部活に入りたくなるはずだ
(妙に都合の良い話だけれど、僕らは強ち間違いだとも思っていない)
……と携帯を片手に麒麟と二人で競技場の写真を撮って回った。
途中で梓が200Mに出るところだったので一言声を掛けてから
スタートまで待つことにした。
後ろの柵に寄りかかると、麒麟の腕が柵の向こう側の手に触れた。
軽く詫びて返しただけのコミュニケーションだったが、
なんだか僕らとよく似た印象を受けた。
もしかしたら彼とは良い友人になれたかもしれない。
携帯の電池が切れてからは暇を持て余しながら、
他の色々な競技を眺めていた。
いくら暇になったところでテントに戻る気にはなれなかったから。


22時を7分程過ぎたところで目が醒めた。
いっそ、そのまま眠りに就きたかったけれど、点呼の時間だ。
六花はもう眠り込んでいた。梓と詩玖がいるのを確認していると、
詩玖がいつものようにふらふらと部屋の外に出て行った。
梓におやすみと声を掛けて部屋を出ると、
詩玖が非常口のドアの段差にちょこんと腰掛けていた。
少し話でもしようと僕も廊下の壁に寄りかかって座り込んだ。
話が始まってしまえば時が経つのは早すぎて困る。
詩玖と話をするのはやっぱり誰よりも話し易くて面白いから。
ずっとこの笑顔に笑いかけていたいとさえ思えてしまう。

梓の暴露話を一方的に訊いた話。
お金がなくて困っているとか、
でも箪笥には好きな歌手のDVDを買うために隠しているとか。
人間のようにこっくり、こっくりとうたた寝する猫の話。
小学の時に稲を作ったり、ピザを粉から、粘土から焼き物を作った話。
子供嫌いの養護教員と、対照的な美人教員の話。
たぶん昨日見た夢の話でさえも僕は微笑んで訊けるのだろう。
どんな話でも詩玖の口を通せばなんだか活き活きとしている。
心が温かくなってとても幸せな気持ちになれる。

時計の針が1時を回ったころ詩玖がゆっくりと倒れてきた。
僕の膝の上に乗った頭をみると目を閉じて、眠っている。
それがただ愛おしくて詩玖の頭を何度か撫でてみた。
このまま起きられると困ったことになりそうだったので、
両手で両肩を持ち上げて声を掛けた。
なかなか起きる気配がないので、支える腕が疲れてくる。
一度、寝せてからまた持ち上げてと何度も同じ動作を繰り返す。
たまにくすぐってみても反応はするもののまだ眠ったままでいる。
カーディガンがはだけて白い肌が見えると直してやる。
そうして、声をかけたときにふっと詩玖の意識が戻った。
なんだか驚いたらしく、少し大きな声を上げた。
やっと覚醒したと思ったら、
10分も経たないうちに詩玖は眠ってしまっていた。
また同じことを繰り返していたけれど、別に嫌なことではなかった。
次にはどうやら完全に覚醒して、時計が示す時間は3時。
詩玖曰く
"今、部屋に戻って眠ったら二度と起きない"
ということで完全に廊下で一夜を明かすことにした。
話をしたり、眠くなってはくすぐりあったり。
最終的には僕は詩玖の前でごろごろと寝そべっていた。

部屋の中から物音がし出して、誰かが起きたのが分かると
"それじゃあ、また後で"
とクーラーが最大に効いて冬よりも冷えた部屋に帰った。
布団を頭から被って眠らないように目だけは開けておく。
それにしても寒い。


大会3日目の天気は朝からあいにくの雨。
テントは建てずにバスの中で待機することになった。
なんだかボーっとしてくるバスのムードから逃げるように
ウォームを着て麒麟とアップに出掛けた。
雨に濡れたトラックは蹴り進もうとすると少し滑るから、
足を腿からとにかく前に出すようにして走る。
あちこちを歩き回って結局、ストレッチはギャラリーの中の廊下で
することにした。
狭くて床はひんやりと冷たいけれど雨に濡れないだけマシだ。
麒麟に荷物持ちをお願いして点呼場所で待機していると

詩玖が来てくれた。

一瞬で緊張がほぐれていくのを感じる。
やっぱり詩玖は特別なんだと改めて思わされる。
今日は気持ちよく走り切れそうな予感がする。

スタートラインについた時の白と黒のハードルの迫力は半端じゃない。
直前の練習は思ったよりもすんなりといけたので少し自信がついた。
スタートは一度やり直して、次はフライング。
三度目にスタートについたときに、全員がやっと走り出した。
繰り返したスタートで逆に集中は出来ていた。
1台目のハードルを越える。あとはリズム。風は気にならない程度だ。
ゴールしてからは解放感で晴れやかな気分だった。
スタートがもう少し速くなれば良い勝負ができるかもしれない。

まだ、もう1レースあることに気づいたのはそのすぐ後だった。
掲示板をみると確かに予選を通過している。つまりは準決勝。
嬉しいのは当たり前だけれど、精神的には結構キツイ。
自己ベスト目標にと割り切って考えを巡らす。
同じようにアップをして、注意するのはスタートに絞る。
風が少し出てきてハードリングは予選程うまくはいかなかったものの、
タイムは予選に続き自己ベストを更新していた。
ひとまず今回の大会ではこんなものだろう。

3000SCを詩玖と眺めた後で、女子のマイルの応援に行った。
ゴールしたあとのみんなの表情をみているといたたまれない。
僕らのチームは安心し切って緩んだ表情をしていた。この差って何だ?

帰りのバスでは
浅夏が寝ていると静かだね。と言う友人の言葉を訊きながら
あぁ、そうかもな。としみじみ思いながら眠りに就いた。
| - |23:36 | comment(0) | trackBack(0)

人混みの孤独


2007年09月26日


author : 浅夏
悲鳴を上げ始める身体を絶望が包む。
観客の声援が遠くなり、情けない自分が浮き彫りにされる。
それでも希望を見出している限りは終わらない。

スタートの直前になっても強張って硬くなった筋肉を掌で叩く。
最後には両頬を。少しヒリヒリと痛む身体を風が撫でる。
スタートラインについて前傾姿勢をとり、一度前を見据える。
目の前には同じ姿勢をした選手と等間隔に並ぶ曲線。
ラインの少し向こう側に視線を落とし、合図を待つ。

鳴った。

走る。第二コーナーでアウトの走者を捉えた。
もう一度加速する。インから追い上げてくるランナーに抜かれ、
追い直す。
第三コーナー、水郷を越える。
突然―――
足が動かなくなり、スピードが落ちた。足が千切れそうだ。
前に前に。焦れば焦るほど、速度が落ちていくような気がする。
視界が開けて、圧倒される最後のストレート。
隣を駆け抜けていくライバルたち。

僕がゴールラインを踏み越えたのは彼らが通り過ぎた後だった。


この後で走った彗は女子予選をプラスのトップで通過していた。
本人は直前まで気づかないで慌てていたけれど、やっぱり羨ましい。


宿泊所での自由時間は隣の部屋でただのんびりと過ごしていた。
僕の部屋には男子の大半が集っていたけれど、
彼らは彼らの世界に浸り込んでいて、
コミュニケーションを図っても疲れるだけでしかなかったから。

そんな折に彗からメールが届いた。
どうやら詩玖に勉強を教えてほしいらしい。
ちょうど手持ち無沙汰になっていたところなので、
先に食堂の前で待っていていると、六花と……少し遅れて詩玖が来た。


フロントに言って食堂を開けてもらってそこで
どうやら六花は眠っていたところを詩玖に起こされて連れてこられたらしい。
やっぱり詩玖には僕と二人きりになることに抵抗があったのだろうか。

半ば無理矢理僕を呼んだ彗に少し感謝した。
今度、彗ともゆっくり話をしてみたいと思った。
| - |23:14 | comment(0) | trackBack(0)

低体温。温度差。凍った心。


2007年09月25日


author : 浅夏
チェスなんて駒の動きを憶えているくらいで、
互いに戦略のひとつもまともに交わせはしない。
それでも、ただ好きだって言える。
そんなモノがひとつくらいあっても良いんじゃないかと思った。

大会遠征中に麒麟と一局交えた結果。
横好きの一戦
僕が持ったのは白。多少でも腕のある人ならこの結末をみただけで、
僕らの腕の拙さが分かってしまうんじゃないだろうか。
この一戦のあと、慣れない思考をした僕らはすぐに仮眠を摂った。

一眠りしたあとは芙蓉と退屈そうにしていた六花を入れて延々とバスに揺られトランプをして過ごした。
久しぶりだからなのか割と盛り上がって緊張もすることなく過ごせた。


肌寒い潮風が僕らを迎え入れるのは歓迎からなのか洗礼としてなのか
とにかく競技場をみるとなんだか気が引き締まる感じがした。
以前に何度か訪れたことがある場所だけれど、やはり広い。
それぞれが思い思いのことをして、統一性のないこの場は異様としか形容できない。
僕らはすぐさまこの場に溶け込み互いを見失う。
そこからは自分と向き合うだけの時間が流れるから。

下町の商店街のような中にいきなり現れる景観に不似合いな宿泊所。
そこがこれから4日間を過ごす宿だった。
食堂を借りて軽いミーティングをした後、僕らだけの話し合い。
自分の視点からだけの都合の良い提言が飛び交う。

くだらない。

行動の伴わない言葉の無力で薄っぺらなチカラが透けてみえる。

感情の不統一。



宿泊所には大浴場がなかったので、引率の顧問にお願いすると、
少し遠くの温泉まで連れて行ってくれることになった。
暗くなってからの遠出と、ちょっとした夜景で
心なしかみんな気持ちが高まっているように感じる。
車内の取り留めのない話でも過剰に反応して笑い合い、
ころんと横になった詩玖のうなじに少しだけ目を奪われたり。
短いからこその幸せな時間が流れていた。
| - |23:28 | comment(0) | trackBack(0)

短い眠りでみたのは受け入れられる夢。


2007年09月22日


author : 浅夏
生々しい唇の感触から住み慣れた部屋の匂いへと。
結局、また夢だったと朝の底に突き落とされる。
最近はいつもこうだ。
夢の中でも常に落ち込ませられるのと、一度救われてから手を離されるのでは一体どっちがツライんだろう。
どちらにしても、涙は溢れるのに。

ヒビが入った目覚まし時計は5時を指している。
どうやらまだ2時間しか眠ってないみたいだ。
それでもさっきの夢のせいか、それとも昨日からの腹痛のせいなのか(たぶん両方だろう)目だけは冴えていた。


旅行のしおりにと頼まれていた絵をみせてはみたものの、
評判もイマイチで向こうの都合で小言まで言われてしまうとは
……失敗した。
あまり睡眠時間を削った甲斐がなかったかもしれない。
良かれと思ってまたひとりで空回りしたらしい。
自信がないからと、返事を曖昧にするのも考えものだ。


スカイ・クロラをやっと手に入れた。シリーズの中では一番初めに出版されている作品だが、話の構成上からか最終巻扱いされているという難解なものだ。
空気だけ天国まで

生命への動揺空を抱いて空を這うモノたち

これからゆっくりと時間をかけて読み解いて行く楽しみができた。
スカイ・クロラを初めに読むか最後に読むかはまだ迷っているけど。


まだ慣れないコンタクトレンズを試用してそろそろ9時間になる。
両目に感じる違和感と少し頭がくらくらとするこの感じもいつかは気にならなくなるのだろうか。
"慣れ"はやっぱり怖い。
| - |22:40 | comment(0) | trackBack(0)